Rちゃん家から衣装をリュックに詰め込んで美容室へ。道がわからず15分も遅刻してしまい、汗だくに。15年来の悪友はすでにすっかりお化粧をすませて美容室から出てくるところであった。馬子にも衣装、じゃなかった、いきなり花嫁姿で登場したので心の準備ができてない私は一瞬にして緊張してしまった・・って花婿じゃないんだから。でも自分の結婚式より勝手がわからない分、緊張の連続。汗まみれだし、美容師さんに水をもらってようやく落ち着く。新郎新婦は公園に写真を撮りに行く。あー、式の前に新郎にウェディングドレスを見られたらいけないとかいうんじゃなかったっけ?実は今回、私のNYでの結婚式のブライズメイドをやってくれた彼女の結婚式の立会人(わたしは結婚しちゃってるから、ブライズメイドではなくてマトロンオブオナーになるのだ)をやるべく日本に来たのだけれど、日本での結婚式の参加はまさに28年ぶりであって、何をどこまでしたらいいか勝手がわからずさらにどぎまぎ。とりあえず紋付を着たお母様にご挨拶をするも、てんぱってるお母様に挨拶しただけでなんとなくうるるるる・・・・となってしまった。



式はこぢんまりしたもので、マギー四郎のような牧師さんとリハーサル。もう一人の立会人の兄ちゃんと、新郎新婦が登場する前に二人で先頭切って行進することに。ほんとは腕組んで出たいなぁ・・・なんて思ってしまったがとりあえず軍隊行進で入場。この後新婦が動くたびにベールを直したりすそをひっぱったり、指輪交換のときに花束を取り上げたりとお世話をし、誓いの言葉を聞き届け、誓約書に立会人としてサインをするという段取り。そういうことならもう少し丈の長い、胸があんまり見えないドレスを着てくるんだった・・・がくがく。しかし私と彼女は舞台女優として一緒に舞台に立っていた間柄、本番には強いのであった。しかし新郎がカミカミのがくがく。新婦は私が使用した長い長いベイルをつけていたのだが、そういえば私の式では緊張した父が、ダンナとの握手をおえて私とダンナを並ばそうとして、思い切りベールを踏んづけ頭がぐきっ!となったのだよな・・・と思いながらすそを直していたらこんがらがって思い切り私が彼女のベールを踏んづけていた。歌も高校のときに歌った聖歌が出てきたりしてツボにはまる。新郎から新婦へのチュウはほっぺたに・・・わぉ〜〜〜かわいい♪(うちのダンナは教会で、親の前で思い切り舌を入れてきて困った)


披露宴には司会がいて、新郎新婦にインタビューしたり、プロフィールを紹介したり、さらにシェフやソムリエが出てきてお料理の説明をしたりするのがなんともものめずらしく。思えば我が家は司会などもなく勝手に好きなときにケーキカットしたりいきなり踊ったりしてたので、この「ショー」的な組み立てはなかなか面白かったです。それにしてもご飯おいしかった・・・今まで中華もフレンチも一番おいしかったのは日本でだよ・・・実はここでスピーチもせんければならず、前日まで本当に寝る間を惜しんで考えていたのだけれど、問題は親戚もいる前で、15年来の友をどこまで落としていいものか、ということでした。しかしそんな心配をよそに、新郎の友人は新郎を落とすところまで突き落とし笑いをとっているではないか!しかも気がついたら私のスピーチがトリ、ですか?!ということで、いつも本番になってもせりふを覚えず即興で舞台をやっていた昔のごとく、とりあえず落として落として、でも最後に思い切り打ち上げ花火をあげるスピーチに急遽差し替えました。思えばやつとはほんとうに「どうせいつでも会えるじゃん」みたいな関係で、いて当たり前、言いたいことをいいあい、お礼をいったり相手をほめあったりすることは一切ないような、気をおきたくても置けない関係であったので、今回初めて彼女のことを語るのもすごく照れくさい感じがしたのですが、いや、よかったです。私が彼女をほめるのを聴いて、やつがうっとなきそうになってるのを見逃しませんでしたよ。


それにしても・・・私たちのときはしめっぽい式にしたくなかったのと、あまりに多言語になってしまうために両親への挨拶やらは全て省き、とにかく食べて踊りまくる披露宴をしたのですが、日本での式では花嫁から両親への手紙朗読とか花束贈呈って、なんか泣け!泣け!という演出(音楽とか)がふんだんに仕込まれていて、たまりまへんな〜。新婦も手紙を読みながら号泣、みんなも号泣。でもなんかこのドラマチックな盛り上がりが結婚式にあると、お客もあーこれからはこの二人をサポートしていかなあかんな、という気持ちになりますなー。いや、ほんまにええ式でしたわ。(なぜ関西弁?)ほんとに、大事な友人が、今まで色々あったけど、この人ならだいじょうぶやーと思える人をしっかり見つけてくれたのが、ほんとに安心したし嬉しかったです。


二次会も初めての経験だったのですが・・・しれっとした飲み会ばっかりやるような大学に通っていたので、この盛り上がりというか、テレビ番組のように進んでいくものすごい構成力、そして参加者の飲みにかける熱い熱い情熱に圧倒されました。あぁー、楽しい!日本で普通に学生&会社員生活を送ってみたかった!なんて思ってしまった。


でもほんと、お二人さんおめでとう。これからもまたどうせ会える仲としてよろしくねぇー